障害者自立支援法 28日 委員会で強行可決!
2010年 05月 28日
民主党が廃止するとした「障害者自立支援法」がまた先延ばしされようとしています。5月28日、衆院厚生労働委員会で「障害者自立支援法の一部改正案」が民主、自民、公明各党の賛成多数で可決しました。質疑時間はわずか1時間15分です。日本共産党の高橋ちづ子議員は反対意見を表明しました。『与党は廃止までの「つなぎ法案」だというが、時限立法であることが明記されていないうえ完全施行日が今から2年先の2012年4月となっている。自立支援法の延命が狙いではないかとの疑念を持たざるを得ない』当事者参加での議論と立法こそ行うべきだと述べました。障害が重い人ほど負担が重くなる応益負担は即廃止といわれていたのに約束がちがいます。「今まで障害のある方も参加して障がい者制度改革推進会議が12回開かれてきたのにその中身が反映されていない」と傍聴席に入りきれなかった方の怒りの声です。公約をきちんと守ることは責任ある政権党として当然なのに耳を疑うようなことが多すぎます。さらなる強い取り組みで自立支援法を廃止させなければと思いました。