日本共産党和歌山市議団の活動[議会と市会議員の近況・・・


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「改正」介護保険~何が決まり、今何ができるのか~学習会のお知らせ

 「改正」介護保険~何が決まり、今何ができるのか~学習会のお知らせ_a0041579_1843843.jpg南畑 さちよです。
 介護保険制度改正が今年6月の国会で行われ、来年度からの実施となっています。又、和歌山市介護保険の第5期事業計画も実施されます。現在その計画を策定中で、11月中には第2回介護保険策定委員会が開催される予定となっているようです。改正された介護保険法では、「要支援」の方の介護サービスが地域支援事業として行うのか、または引き続き介護保険のサービスとして行うのか市町村の判断に任されることになります。「”介護予防・日常生活支援総合事業”を選択することにより、介護サービスの低下につながらないか」との質問では 市として「制度改定により介護サービスの低下を招く事がないよう、国の動向をしっかりと見極めながら、十分な検討を加えて行きたい」 との答弁でした。介護保険料の改定については、現在和歌山市の基準月額保険料は、4948円で、厚生労働省は「このままでは1000円アップで5000円を超える見込み」としています。市長は「和歌山市の介護保険料は中核市や県内の自治体と比較すると高い設定となっている。介護給付準備基金の積み立ては6億5000万円あり、今年度に第4期の保険料抑制のために、約5億5000万円程度取り崩す予定。第5期においても準備基金を全額取り崩すことで、可能な限り保険料の増加額を抑制したい。」と答弁がありました。また「県の財政安定化基金を取り崩し、その3分の1に相当する額を介護保険料抑制のために市町村に交付できるよう法改正がされた。保険料増加の抑制に活用するため積極的な取り崩しを県に要望する」との答弁がありました。介護保険料においても、制度においても改悪を許さない運動が益々求められています。
 介護の社会化が謳われ始まった介護保険制度は改定の度に保険料は上げられ、使いにくいサービスにと改悪されてきています。来年4月までの残された期間、少しでも介護保険制度改善に向け取り組んでいかなければと思います。11月11日(金)和歌山市プラザホープで「介護保険学習交流会」が行われます。主催は和歌山市社会保障推進協議会および介護保険の改善をめざす和歌山実行委員会。講師は日下部 雅喜氏(おおさか介護オンブズマン事務局長)です。多くの皆さんのご参加をお願いします!
by jcpsigidan | 2011-10-11 18:26 | 南畑 さちよ