私が生まれ育った実家の前の山には野生?!のビワの木があって、そのビワの実を子どものときには取って食べていました。もちろん肥料をやっているわけでもなく、その実は小さくて果肉に比べ種が大きく、食べるところはほとんどないようなビワでしたが、それでもその実を口にするときは、少しうれしかったと思います。そんなこともあって、私は生まれて今までビワを買ったことがありません。ビワなどは買って食べるものではないという気がしているからです。つまり売られている果肉のたっぷりした本物のビワを食べたことがないということでもありますが・・・。
つい先日、知り合いの方から枝付きのビワをいただきました。私が子どもの時に食べていたビワよりは粒が大きいと思いますが、スーパーで売られているほど大きな実ではありません。いただいた方も『知り合いにもらった』と言っていましたので、たぶんどこかの家の庭でできた自家用のものだと思われます。今朝、ヨーグルトと一緒に食べたあとその残りを市議団に持って来ました。ビワを食べた南畑さんは、「甘かったのがあった」と。松坂さんも「おいしかったのもあり、ひとつひとつが個性的だった」と言ってくれました。オンリーワンは、花だけじゃないんですね。(ひめだ高宏)