春 山菜採りに注意
2013年 04月 08日
4月上旬、近所の方に誘われ山菜採りに出かけました。今年は急速に暖かくなり山菜のワラビ、新芽のヨモギ、水辺の香りの良いセリ、三葉、ヤマブキ採り等々へ毎年誘われて出かけます。
住んでいる自宅からは自転車で出かけます。自転車は山裾に置き山道を1時間も歩けば食べ尽くせないほどの山菜を採取することができます。
山菜採りに山へ入るとすぐに毒草とも出会います。山菜を知り尽くした方と一緒に出かけないと誤って一緒に採取することとなります。とりわけ「セリ」と「毒セリ」り区別は知識がなければわかりません。土から芽吹いている新芽の時期にはさらに慎重さが必要です。「ワラビ採り」に出かければ「ワラビ」以外の山菜には目をとめないことが大切です。
今年は急速に春の日差しとなったため、トリカブトの新芽を見つけることができました。トリカブトは花を咲かせれば分かりますが、新芽の段階では見極めは難しいからです。新芽を写真に収めました。葉の特徴を知ってください。トリカブトの種類はいくつかありますから知らない野草は採取しないことです。
またゴミの不法投棄に混じって水仙の群生に出会いました。新芽のときは「ニラ」と似ており、区別も困難です。水仙も毒草です。
山菜採りの季節ですが、毒草を食べれば死にいたることがあります。今の時期の危険性を避けるため、知らない山菜には触れないことが大切です。同時に春先のキノコは食べられないものと思って触れないでください。シイタケなどは偶然には群生しないものです。触れると胞子が手につき、危険です。
(写真は夏場に咲くトリカブトの花、種類はたくさんありますから花弁もそれぞれ特徴があり、注意が必要です。下写真は新芽のトリカブトで菊菜に似ている)