滝畑、産廃問題で市長に申し入れ
2014年 12月 26日
議員団の申し入れには荒竹宏之副市長が対応しました。
産廃埋め立て計画にあたって今年3月、事業者は「実施計画書」を和歌山市に提出し、市は関係各課、専門技術委員等に意見を求め、その内容を事業者に示していました。その内容は市議会担当常任委員会で検討されています。委員会では市が依頼した技術専門委員の意見に事業者が的確な対応をしていないことが指摘され、委員から「環境影響調査の実施を通知することは、この状態を納得されたという判断か?」との問いに対し、当局は「納得していない」と答弁しています。
市自身が納得もせず、専門技術委員の指摘した内容について協議もされず、関係機関との協議もされないまますすめることには問題があります。
申し入れ内容は以下の通りです。
1、事業者に専門技術委員の意見に対し、真摯に対応するように求めること。
2、事業者に対し、協議を求めているすべての関係各課等との協議をおこなわせること。
3、12月17日、市が事業者に行った「生活環境影響調査実施計画書に基づく調査等について」を撤回すること。
産廃建設計画については計画当初から住民不安があり、反対の声が広がっています。住民の声に逆行するようなやり方は慎むべきであり、住民のいのちと暮らしを守る、という行政責任を果たすよう求めました。
(写真は荒竹宏之副市長へ申し入れをする市議団)