日本共産党和歌山市議団の活動[議会と市会議員の近況・・・


by jcpsigidan
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 ビッグ愛に4月1日から和歌山県視聴覚障害者情報提供施設がオープンしています。
 点字図書館と聴覚障害者情報センターの機能を併せ持つ施設となっており、4月4日、開館式が行われました。私は、開館式に参加されていた奧村のり子県議と一緒に、式終了後に行われた館内の案内に参加させて頂きました。初めて点字の本を見させて頂き、ずらっと並んでいる点字本と見た目CDのようなデイジー図書の書架を見せて頂きました。点字本は一般の本なら1冊でおさまるところ点字にすると4冊にもなったりする場合があり、現在の冊数はタイトルで3542,冊数は9614冊デイジー図書は声で録音されており80時間ぶんが入っているそうです。視覚障害の方が図書館に来て本を借りることは殆どなく電話やインターネットでの申し込みで郵送が中心ということでした。「和歌山県下で点字図書館があるのは和歌山市だけ、全国に必ずあるというものではない」ということでした。全国にある点字図書館は互いに持っている点字本やデイジー図書の情報を共有し、リクエストに応えて点字本を印刷したり出来るようになっているとの説明もありました。これまでの点字図書館は駿河町の和歌山県身体障害者総合福祉会館にあったのが耐震生の問題からビッグ愛に移転したということです。当日は点字の翻訳をされているボランティアの方も参加されていました。視覚障害の方にとって待ち望まれていた開館で、多くの方からのリクエストがきているとのことです。今まで知らなかった点字図書館とそれに携わる方々の存在の貴重さを感じて帰って来ました。(奧村のり子県議と点字図書の書架の前で)


点字図書館 ビッグ愛に開館_a0041579_13400594.jpg



# by jcpsigidan | 2017-04-05 14:05 | 南畑 さちよ

      2017・2月議会報告  南畑さちよ

 昨年の12月議会は病休のため質問が出来ませんでした。ご心配をおかけしてすみませんでした。2月議会は元気に、36日一般質問ができました。これからもよろしくお願いします。


 六十谷駅近くの千手川を挟んで両側にメガソーラーの建設計画があります。西側は県の環境影響調査の対象からわずかに欠ける74
.ha(六十谷・直川・園部地域)。東側には132ha(直川・府中地域)で環境影響調査の対象となっており、合わせて甲子園球場の53倍という巨大なものです。下方に住宅地が広がり土砂災害特別警戒区域等に指定されている地域があります。森林伐採等による保水力の低下で土砂災害の危険性等が懸念されることから質問しました。

①六十谷・直川・園部地域への建設計画についても、隣り合う山中への計画であることから環境影響調査の対象とするよう県に意見を言うべきではないか。

   (答弁)府中・直川地域への計画については環境影響評価の方法書について環境保全の見地から、六十谷・直川・園部地域への計画については林地開発の事前協議に関する意見を県に提出している。

②自然環境、市民生活を守ることをどう考えるのか。

   (答弁)林地開発の許可申請があった時は、災害の防止、水害の防止、水の確保、環境の保全の4つ観点から知事へ意見を述べている。 

③メガソーラー建設計画に対する認識と方向性、今回の計画に対する受けとめはどうか。

   (答弁)国として再生可能エネルギーの導入を進めており、自治体としても配慮していく必要がある。今回の計画は、環境面にも十分配慮した上で進められるべきである。

④長野県上田市では要綱をつくり事業主の責務として「防災の観点から十分に配慮し、開発行為に起因して災害発生を助長することが予想される区域については、開発区域として選定しないよう配慮しなければならない」(2016年1月1日施行)としている。和歌山市としても規制などを検討するプロジェクトームをつくるべきではないか。

  (答弁)県が適切に対応しているので現時点では市独自の規制を検討する必要はない。市として、市民の命と安全守る事を最優先に考えることは当然であり、現在も局横断的に情報を共有し、協議するなど連携して対応している。

⑤景観ガイドラインではどういう対応になるのか。その対応は事業単位か。

  (答弁)対応は届出される事業者単位で、十分な配慮を求めるためにも、出来るだけ早期の事前協議及び周辺住民への周知、理解に努めるよう事業者に協力を求めていく。

⑥私はこの計画はやめるべきだと思うが、市長はどう思うのか。

(市長答弁)「発電所設置のための林地開発により災害等が引き起こされる様な事があってはならない」「今後、市民の命最優先に、林地開発許可申請に対する関係市町村長の意見として、これらの点を中心に申し入れていく」

精神障害児者の方も重身医療費助成制度の対象に!

和歌山市では、精神障害児者の医療費が重度心身障害児者医療費制度(65歳迄での障害1、2級の方は入院・通院は無料、3級入院のみ無料)の対象外となっていることから格差是正を求めました。

「現在、県下の実施自治体は7自治体(海南市、岩出市、紀美野町、南部町、串本町、古座川町、紀ノ川市)となっている。市として格差解消に向け最大限努力すべきです。また、若年性認知症の方も精神障害者の対象であり、年金の受給が出来る。初診が専門病院とは限らず、経済的に苦しい生活を余儀なくされた方がいる。介護関係者や障害者支援関係者など広く周知をし、経済的に苦しむ方のないよう取り組んでもらいたい。」と質問。

市は「精神障害児者が市の重度心身障害児者医療費助成制度の対象外であり、身体障害者や知的障害者と比較して、格差があると認識している。」「制度の拡充を県に要望したい」と従来の答弁を繰り返しました。また、周知については「今後も関係機関と連携を図り周知に努める」と答弁しました。


# by jcpsigidan | 2017-03-28 18:26 | 南畑 さちよ
年金引き下げ違憲訴訟(年金裁判)始まる_a0041579_147497.jpg 1月20日(金)和歌山地方裁判所で年金裁判が始まりました。全日本年金者組合和歌山県本部の呼びかけで、103人の方が原告になった裁判の第1回公判ということで、たくさんの傍聴者をという呼びかけもあり、日本共産党市会議員団も、森下団長を先頭に、松坂、中村議員と、私、ひめだも出かけました。事前に傍聴者が多いので抽選ということで、12時半から15分間抽選券が配られると聞き、初めて裁判所で並んだのですが、その抽選券は裁判所の職員の手で右手首に巻かれたリストバンドでした。私は、始めからくじ運がないので当たらないと思っていましたが、予想通りハズレ。市議団で当たったのは中村あさと議員だけでした。やはり彼は何か持ってるようです。裁判の最初は書面のやりとりが事務的に行われるのが通常で、13時半から短時間で行われたあと華月殿で報告集会が開かれる予定です。せっかくもらったリストバンド仕様の抽選券の写真を撮りました。私は121番、松坂議員は123番でした。122番は当たりだったので、私たちは何か持っていないようです。
# by jcpsigidan | 2017-01-20 13:57 | 姫田 高宏

年の瀬に

 森下さち子です。

 12月議会の一般質問について、ご報告します。
 私は「鳥獣害対策」と「公平・公正な市政運営」の2つについて取り上げました。

 <鳥獣害対策について>
 鳥獣被害対策は現在、田畑を囲う防護柵の設置と罠を仕掛けて捕獲することの2通りを実施しています。
しかし、年々被害は増加しイノシシやアライグマに加え、最近ではアナグマやタヌキによる被害も増え始めています。
 私は防護柵設置について、地域の理解が得られていないことを示し、被害の多い地域では説明会や懇談会を開催することも検討するよう求めました。
 また、新たな野生動物による被害については早急に実態調査を行い、先手の対策を講じることも求めました。

<公平・公正な市政運営について>
 市役所のある課で、窓口で優遇することを求める人に対し毅然と対応出来なかったり、間違って二重に給付してしまったことを申し送りせず済ませたりしているとの訴えがありました。
 職員が指摘しても改善されないことから、公益通報制度を使うことを勧め調査が始まったものの、なかなか改善が進んでいませんでした。
 私はこの実態を明らかにし、市民には公平・公正な対応をし、職員が誇りを持って仕事できる職場環境にすることを求めました。
 市長は自ら実態を把握し、指導すると答えました。

 今日は市役所など官公庁の仕事納めです。今年1年お世話になりました。
 来年もどうぞ、よろしくお願い致します。

 みなさま、良いお年を!








 
# by jcpsigidan | 2016-12-28 16:30 | 議員団
 12月14日(水)12月定例市議会が終わりました。日本共産党和歌山市会議員団は、市長の提案した44件の議案のうち8件に反対。反対討論は松坂みち子議員が行いました。反対討論の要旨は次のとおりです。
 議案7号は一般会計補正予算ですが、杭ノ瀬・芦原共同浴場と4か所の自転車等駐車場の指定管理のための債務負担行為の予算、汐見団地建て替えに関する予算に賛成できません。議案13号は印鑑条例の改正で、個人番号カードを利用してコンビニで印鑑証明が交付できるようにするものですが、マイナンバー制度は情報漏えいの危険性があり、その危険性を拡大するコンビニ発行には反対です。議案26号は杭ノ瀬・芦原の2つの共同浴場を地域の運営委員会に指定管理するものですが、交付金とともに利用料が運営委員会に入る仕組みになっていることは賛成できません。議案41、42、43号は汐見団地建て替えに係る新築工事、電気設備工事、機械設備工事の工事請負契約ですが、汐見団地の当該地域の市営住宅は充足しているうえに広く市民への公募や入居が行われておらず、市営住宅のあり方に問題があり認められません。議案51号和歌山市家庭教育支援条例の制定は、家庭や地域の教育力や子育て力の低下を懸念し家庭教育の支援を目的に制定する条例だということですが、家庭の教育力低下の要因は家庭にのみあるわけでなく、子育てに困難をもたらす様々な社会的状況があります。条例の制定より子育てを応援するため、学校給食の無償化などの具体的施策の充実や就学援助の支給単価引き上げなど市の支援の思い切った底上げこそ必要です。(注・子育て施策の充実は、この条例がなくても、その気があればできます。)
 公営企業決算認定については、ひめだ高宏が、一般・特別会計決算認定については、森下さち子議員が反対討論をしました。
 追加議案として提案された教育委員1名、固定資産評価審査委員2名については、日本共産党市議団も賛成しました。
 各議員の一般質問については、市議団ホームページまたは市議会ホームページで見てください。次回の定例市議会は、2月~3月に行われる予定です。      (文責・ひめだ)
# by jcpsigidan | 2016-12-14 18:00 | 議員団