日本共産党和歌山市議団の活動[議会と市会議員の近況・・・


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市「環境」特別委員会で「浮遊粒子PM2.5」調査を要請

 渡辺忠広です。市「環境」特別委員会で「浮遊粒子PM2.5」調査を要請_a0041579_11241134.jpg
 3月定例市議会の「環境対策特別委員会」は17日、開催されました。今年度の市環境対策事業実施計画が提案され、審議されました。
 私は幾つかの議論のなかで大気汚染常時監視計画の「浮遊粒子物質(SPM)」の測定に関連して「市内13箇所での測定は何を測定しているのか」と質しました。市は「国の定めた粒径10ミクロン以下の量の測定」との答弁です。(1ミクロンは1000分の1ミリ)
 私は「極小微粒子は燃焼によって発生する煤塵で、燃焼炉を持つ事業所、ディ-ゼル車からの排出ガスなどが主な要因といわれている。私たちが呼吸のたびに肺に沈着し呼吸疾患の原因と言われている。10ミクロン以下の粒子で『PM2.5』といわれる微小粒子を区分した測定が必要とされている。どのような調査をしているか」と質しました。
 市は「現在、法基準の10ミクロン以下を対象としている。『PM2.5』については、国から調査指導がされている。来年度から測定点を特定し調査項目に入れることを検討する」と答弁をしました。
 同時に径粒「PM2.5」以下の微細な0.005ミクロン以下の「ナノ粒子」について質しましたが、担当課ではその認識すらありません。
 私は「呼吸器疾患患者との関係は家庭ダストと同時に粒子状物質の吸引が指摘されている。幹線道路周辺の調査では一定環境は改善されているが、上り坂や車両通行量の多い交差点を中心に測定地点設定することを要請しました。
 最近では経済の低迷でディ-ゼル車の通行が少なくなり、同時に車両の廃ガス規制強化で環境汚染の改善がみられますが、幹線道路沿線に固定式測定局を設置する自治体が増えています。和歌山市として常時監視が可能な測定局の設置を要請し、ディ-ゼル車の走行規制を含め環境改善に努力していきたいと考えています。
 
 
by jcpsigidan | 2010-03-29 11:20 | 渡辺 忠広