終戦65周年 街頭での訴え
2010年 08月 16日
8月15日、終戦から65年を迎えました。和歌山市内5箇所で終戦をむかえて訴えを行いました。
宣伝行動には奥村則子県会議員、中村朝人・市議会事務局員と一緒に街頭からの訴えをしました。「ほんに、言われるように日本人の多くは身内から犠牲者がない家はない」「でも自衛隊がイラクの戦場へ派遣された時は、胸がしめつけられた」との話しを聞くことができました。
和歌山城西詰に建立されている「護国神社」前の宣伝では、毎年夫の冥福の祈りにきている、とのご婦人は「夫を結婚して間もなく戦地で亡くし、家は紀美野町だったが遠く離れた和歌山市街地が空襲によって燃えさかる炎が見えましたよ」。訴えを最後まで木陰で聞いていただいた男性は「私は80才をこえました。兄弟5名の内、4人の兄は全員『戦死』し、私はたまたま内地の『学徒』であったため、生き延びることができた。兄達は護国神社に祀られているから、毎年お盆にはお参りに来る。戦争に兄弟を巻き込み、犬死にとなった恨みに来ているから、手は合わせない」との話しです。
憲法前文「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにする」、平和な日本を国民の多くの方達と手を結び、憲法改悪の策動を決して許さない運動に私自ら参加していきたい、と思っています。
(写真は護国神社入り口。右から奥村県議、私、中村朝人さん)