日本共産党和歌山市議団の活動[議会と市会議員の近況・・・


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原水爆禁止2011年世界大会・長崎

 松坂みち子です。原水爆禁止2011年世界大会・長崎_a0041579_17564830.jpg
 長崎に行ってきました。
 世界大会の開会総会では、長崎市長はじめ国連のドアルテ氏、エジプト・メキシコ・ベネズエラの政府代表、そして共産党の志位委員長が、核兵器廃絶を訴えました。また、アメリカ、ドイツ、韓国、グァム、イギリスで核兵器廃絶の運動をしている団体や個人がそれぞれの活動を紹介しました。文字通りの世界大会です。
 被爆者の話もお聞きしました。「当時長崎市民23万人が被爆した。自分の体験は23万分の1に過ぎない。」「本当に原爆を知っているのは爆心地で被爆した人。だけど生き残っている人はいない。」「被爆者は明らかに被害者。ならば、加害者はだれ?」という言葉に、考えさせられました。
 分科会では、佐世保に行きました。湾のうち80%をアメリカ軍と自衛隊が使っており、カモメの来ない港と言われています。弾薬庫の周りには無数の避雷針が立っており、異様な風景でした。またそこからほんの700mのところに民家が立ち並んでいるのも驚きでした。
 「長崎からの呼びかけ」は言います。『核兵器と人間は決して共存できません―これこそが“ふたたび被爆者をつくるな”“長崎を最後の被爆地に”の声をあげ、被爆者とともに歩んできた原水爆禁止運動の揺らぐことのない原点です。』『いまこそ広島、長崎の被爆の実相と核兵器の非人道性、放射線被害の実態を広範な人びととの間に語り広げ、連帯の輪を力に、核兵器廃絶の世論と運動を大きく発展させる時です。』『核兵器と放射線の被害の実態について学び、放射線によって苦しむ人びとをこれ以上生みださないとの願いをひとつにしましょう。原発からの撤退と自然エネルギーへの転換を求め、国民的共同と連帯を発展させましょう』
 平和であることが人間らしく、一人ひとりが自分らしく生きるための基本です。ご一緒に、核兵器のない真の平和を求めていきましょう。
by jcpsigidan | 2011-08-10 16:20 | 松坂 みち子