修学旅行
2011年 08月 17日
私にとって長崎といえば、修学旅行を思い出します。
初めての修学旅行は小学校、愛媛県松山市から別府へ行きました。血の池地獄の赤さにびっくりしたことを覚えています。
中学校の修学旅行では、香川県高松市から、北九州を一周しました。長崎では原爆祈念公園で「のどがかわいてしかたがなかったので、黒い水をのみました」という、碑に刻まれた詩にショックを受けました。阿蘇山では、その山なみが「お釈迦様の寝姿になっている」という説明に、無理やり納得させられ、別府では血の池地獄との再会を果たしました。
そして高校では、兵庫県姫路市から、北九州一周・・・まったく同じ行程でした。
3回しかない修学旅行が3回とも北九州だったというのは、父親の転勤が多かったための貴重な体験だとは思いますが、本音を言えば、修学旅行といえば定番の京都・奈良へ行きそびれたのは残念でした。
最近では、家の子どもたちだけを見ても高校では、北海道、沖縄、韓国などへ行っています。バラエティーに富み、より遠くになって、その分親の負担もたいへんになっています。子どもたちに良い経験をと頑張っている親たちに、エールを送りたい気持ちです。