和歌山市初の地域バス 調査運行!
2012年 07月 27日
交通政策課が紀三井寺団地のバス停廃止に伴い地域住民から「代替えのバスを」との要望を受け調査運行を開始しました。7月23日から27日の5日間です。これは、2009年10月に紀三井寺団地内を運行するバス路線が廃止されたことに対し、地元の方々が存続を求める署名運動などに取り組まれて来られました。昨年から市として「地域公共交通会議」が設置され、公共交通の確保の道が開けました。地元の方々の運行計画を纏めることは大変な労力が注がれただろうと推測しますが、調査運行が実施されるところまで来たことは、同じ要求を持つ地域にとって大きな励みになります。
29人乗りのマイクロバスで、友人と一緒に乗車しました。感じたのはなんといっても2分ほどの間隔で停留所があるということです。医大から一周しましたが医大から6人ほど乗車され、一番多い利用人数でした。私の居住地域の河北で、「コミュニティバスを走らせてほしい」と要望している東ニュータウンの方にこの話をすると「今、松源バスが来てくれてるけど、バス停のある公園まで10分ほどかかるので、暑うてよう行かんのよ」と話されています。この調査運行に基づいて今後、試験運行そしてその先には実施運行となることを強く願っています。買い物や通院、駅への利用がスムーズに行くよう、地域バスの運行が広がっていくことに力を尽くしたいと改めて強く思いました。(写真は医大東口の柱に貼られていた時刻表です)