農水省へ要請 場外馬券売場設置を許可するな
2013年 02月 20日
2月19日、農林水産省に対し「本町地区に設置計画がされている場外馬券売場設置を許可するな」と要望書の提出をしました。対応したのは農林水産省畜産部競馬監督課です。
申し入れには県会議員・奥村のり子、原矢寸久氏、山下よしき参院議員(代理秘書)も同席しました。
農水省担当者は「和歌山市に場外馬券売場設置の話は聞いているが、現在まだ事業計画書は農水省への提出はされていないため、事業内容の詳細は不明。しかし地区住民の団体である19単位自治会及び17各種団体から施設設置反対要請が届いていることは承知している。また推進要請も届いているが、事業計画書の提出時には双方の意向と同時に施設設置基準にてらし厳正に判断することとなる」と述べました。
私たちの要望書の概要は「場外馬券売場設置近隣には幼稚園、小・中学校等の教育施設があり、施設に接する道路は『通学路』指定されている。また本町地区連合自治会長の『同意』は、正式な手続きを経ての合意ではない。法に定められている『教育施設に著しい支障をきたす恐れのないこと』『地域社会との調整が十分なにおこなわれていること』の設置基準とはなっていない。従って場外馬券売場施設設置を認可しないこと」としています。
本町地区は36単位自治会で構成されていますが、半数を超える19自治会が施設設置に反対の表明をし、農水省大臣宛に「要望書」が提出されています。施設設置条件は満たしていません。施設設置断念まで全力をあげたい。
(写真は農水省幹部に市民の施設設置反対の声を届ける、右から奥村県議、原氏と私)