完成間近、西脇地区の豪雨対策
2013年 05月 13日
2009年11月23日の「プログ」で紹介した、本脇地区の豪雨浸水被害対策が完成間近となっています。降雨による浸水被害を受けていた本脇地区では、旧来の下水管の行き先は河西公園を経由し、住金構内の内港へ放流されていたため、降雨と海の満潮が重なれば海水が逆流し道路冠水のみならず、床上浸水被害が度々発生していました。
地区住民からの下水管模様替えの要請を受け、公共下水処理場内へ新たにピットを設け、雨水下水処理をする方法にすることとなりました。既に下水管敷設工事は完了し、現在集水ピットの設置工事が開始され、この10月には完成予定です。
下水管敷設工事は、河西公園内を通じて住金構内へのル-ト(総延長は2km以上)を現在稼働している公共下水処理場へ流し込むル-トに変更され、総延長は約530m、管径は800mm。下水管敷設工事費用予算額は約5700万円です。今後は別途予算で集水ピット工事が開始されます。
住民のみなさんからは「下水ル-ト変更工事が完成すれば、雨が降るたびに心配していた道路冠水、家屋浸水の心配もなくなる。とりわけ海水の逆流は長い間臭気が残りいやな気分が無くなるので一安心だ」と喜ばれています。
(写真は降雨のたびに海水が逆流し冠水していた住宅街の道路)