日本共産党和歌山市議団の活動[議会と市会議員の近況・・・


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産廃問題について 6月議会報告 その2

南畑さちよです。産廃問題について 6月議会報告 その2_a0041579_17111783.jpg
 産廃問題についての質問を報告します。
 3月10日に事業者が「生活環境影響調査実施計画書」「生活環境影響調査実施計画書に伴う事業計画書」「関係機関・関係各課との協議結果報告書」を提出しました。 私は、「もし許可すれば計画地下流の住民数万人、和歌山市紀の川増の周辺市民が子々孫々にわたり、有害物質にの汚染の危険性への不安にされされながら生活することになる。」「市として住民不安にきちんと向き合い、科学者や専門家の周辺地域調査もふまえ、業者任せにせず慎重な対応が欠かせない。」と、許認可権を持つ行政の責任を問うべく質問をしました。
 
 「『計画書』等の内容については地元住民の方々や阪南市議会及び各種団体から強い不安の声が上がっていると思うが、どのような声が寄せられ、市はどう考え対応しているのか」の質問については、「要望は山口連合自治会、阪南市議会、東鳥取地区連合自治会、及び各種団体から、生活環境や自然環境への悪影響、設置計画地の地形、地質への不安、事業者に説明会を開くよう市に指導を求める、との内容が出されている。」阪南市議会の要望内容については「阪南市議会からは『計画』について周辺地域の環境への影響や、住民が情報不足のため不安を募らせていることから、住民と綿密にコミュニケーションをとり信頼関係を築くことを求めるとの要望書が提出され、内容については、事業者に通知し誠意をもって対応するよう求めている。今後事業計画が画定し、紛争予防条例に基づく、関係住民に対する説明会において十分に説明し、住民の不安に答ええるよう事業者に求めていく」という答弁です。

 住民の方にとっては、『計画』の内容が不安を一層募らせるものになっている。だから早く事業者の説明を聞きたい。紛争予防条例の中で行われる説明会での説明は十分に説明されるのは当然です。そんな当然のことを聞いたのではないのです。事業者が誠意を持って対応していないから「指導をしてもらいたい」と質問しているのです。市としてはそれ以上指導はしない、という答えでしかありませんでした。私は「せめて市長の任期中に可能な限り山の中の計画地をみてもらいたい。住民の不安に共感をしてもらいたい。市長として禍根を残さないよう全力で住民不安軽減への努力をしてもらいたい。地元住民と対話を持つ考えはあるのか。」と質問。市長は「予定が立てば市長として、現地に行くべきだと考えている。しかるべき時期になれば住民の方との対話は必要と考えている。」と答弁されました。その後、6月23日、市長は担当課とともに計画予定地を視察されました。
 一方、反対住民の方々は6月26日、デモ行進に取り組み約160名が参加、翌27日には14万4869筆目の署名を提出されました。
 市長選挙が闘われているもとで7月25日、市長予定候補者の公開討論会が開かれ、どの候補者も産廃処分場建設には「反対」と意思表示されました。デモ行進や署名提出の影響かと思われます。産廃問題について 6月議会報告 その2_a0041579_18214886.jpg

 今後の取り組みが正念場を迎えています。暑さに負けず頑張ってまいります。 
 

 

 
by jcpsigidan | 2014-07-28 17:36 | 南畑 さちよ