「文化財に親しもう」県立博物館を覗く
2014年 08月 14日
市長選、市議補選も終了し、時間をつくり県博物館へ。
博物館では「夏休み企画展 文化財に親しもう!」として、夏休みの子供達を対象として仏像、屏風、焼き物等々が特別展示されています。また常設展示されている和歌山県の歴史展示も何度見ても新たな発見があります。
特別展では重要文化財の「十一面観音立像」「不動明王立像」等々、こうした企画がなければ一般的には鑑賞できないものです。和歌山県の3大焼き物「偕楽園焼」「瑞芝焼」「南紀男山焼」などが展示され、夏休みということもあり多くの子供たちが鑑賞しています。
知り合いの父兄にたまたま会い、こどもたち3名が「教科書にでていない日本の税制を勉強している」と、私に説明を求められた。律令時代の祖・庸・調などの8類の税制の意味。明治時代の「地租改定と地券」の果たした役割などなど1時間を超えて説明をさせていただいた。
力を入れて説明をしたのは近年の中央集権国家成立後の農民を中心とする「重税反対運動」の住民運動の果たした役割です。保護者の方も一緒にお聞きしていただいた。さて、どのような子供たちの「夏休み、自由研究」となるか楽しみです。