「高放射性物質」の埋立?
2015年 02月 08日
7日、県立図書館で経済産業省所管「原子力発電環境整備機構」(NUMO)主催の「高放射能廃棄物」の地層処分・埋立計画の概要説明がされ、勉強のつもりで出席した。
使用済み核燃料をウラン、プルトニュウムを回収した残りの核汚染廃棄物をガラス固化体として、地中300mに埋設する技術の説明です。
ガラス固化体として金属製容器に入れ、現在貯蔵管理数は2100本で、原子力発電所内に「放置」されている25000本を「埋め立てる」場所を検討中、とのことです。
高濃度放射能が1000GBqまでのウラン鉱石値まで減少するには10万年を要する。原子力発電所が排出する核廃棄物の処理ができないことこそが大問題で、私達人間の存在とは相容れない「危険物」であることが理解できました。
「機構」は地下埋設をすることで危険はないことを強調することが任務でしょうが、日本のどこかしこにも適地などは存在しない。原子力発電所の再稼働、新規稼働の世論づくりとしかいいようのない説明会でした。