子どもの医療費の無料化、通院も中学校卒業まで実現
2016年 03月 27日
2月定例市議会が終了し、「子どもの医療費助成制度」の対象年齢が、昨年の入院費に続き通院費についても中学校卒業まで拡大されました。
「子どもの医療費の助成制度」は、1961年に岩手県沢内村で乳幼児医療費助成制度として始まって以来、全国に広がりました。日本共産党は全国各地で様々な団体のみなさんとともに、制度の拡大を求めた結果、今ではすべての自治体でこの制度が実施されています。
和歌山市会議員団としても色々な団体の方々と一緒に制度の拡充を求める中で、和歌山市は段階的に制度を拡大してきました。
私も、子育て中のお母さん、お父さんたちと一緒に署名集めなどに取り組むとともに、議会の初質問では「子どもの医療費を中学校卒業まで無料に」と訴えました。その後も引き続き、この問題を取り上げてきたので、今議会で制度の拡充が決まり本当に嬉しく思っています。この制度は、対象年齢だけでなく、所得制限などまだまだ改善する部分が残されていますし、全国どこでも安心して子どもたちが医療を受けることが出来るよう、国の制度として実施させることが必要だと考えています。
今回、多くの子育て世代のみなさんをはじめ市民のみなさんが行政を動かし実現できたことを噛みしめ引き続きがんばりたいと思います。
(文責:中村あさと)