加納浄水場視察 その2
2006年 02月 22日
加納浄水場はいよいよ本日から民間業者への引継ぎを兼ねた研修が始まります。この研修に先立って、昨日21日、後議員と小薮事務局長と共に現地へ行ってきました。水道水の取水から沈殿、pH値の調整をほぼ、中央管理室のコンピューターで管理しています。加納浄水場の目玉はリスライマといわれる消石灰注入設備でこれは赤水や濁り水を防止する役目を果たすそうです。それまでは職員が直接消石灰を投入していたのが全て機械化され、省力化できたことと消石灰を投入するとどうしてもパイプが詰まっていたことが解消されたということでした。
機械化されたとはいえ不測の事態に対処できるのはやはり人間の目であり鼻です。場長さんの細かい説明に現場をよくつかんでおられるなあと頭が下がりました。今後の業者の研修では、積み上げられてきた経験やノウハウがしっかり引き継がれることと共に人の配置を万全にすることで安全性が担保されることが求められています。