名古屋市 当局より 『名古屋のごみ事情』の説明を受ける
2008年 09月 02日
和歌山市で「廃棄物対策審議会」に家庭系ごみの有料化が諮問されてから4回の審議を重ねてきましたが、私は有料化より先にすることがあるといい続けてきました。その根拠は223万の人口を抱える名古屋市で、9年前からすでに30%の減量を有料化に頼らずに成功させているという実例があったからです。
名古屋市は1999年に最終処分場が満杯になることから「ごみ非常事態宣言」を出しました。これを受けて、『トリプル20』=20世紀中に20%、20万トンのごみ減量目標を掲げ、空きびん・空き缶収集の全市拡大をはじめ、市民の自主回収、紙・プラ容器包装の分別、事業系へも分別の徹底を図りました。
今年(2008年)5月には『第四次一般廃棄物処理基本計画』を市民と共同で策定し、①発生抑制②分別徹底③循環処理をさらに進めるという内容になっています。
(写真は当局職員から、プロジェクターで説明を受けているところです)