名古屋と長野市のゴミ視察に行って来ました
2008年 09月 04日
和歌山市でもゴミ分別には市民の協力はもちろん、啓発も大事なテーマです。同時に、市民のごみ減量への知恵と経験を行政の減量施策に反映させるためのしくみは不可欠です。
名古屋市を先日視察してきましたが、取り組みは、大変参考になると思いました。名古屋市では、「しみん提案会議」を設置して、「しみん提案」を受け、計画づくりに生かしています。これが大きな財産になっています。形だけの会議ではなく15年~20年後の将来を展望し、「なごやで実現したい循環型社会への姿」を市民の目線で議論しています。2006年8月から1年かけての市民会議の任期で、 なごや循環型社会・しみんと提案会議の実行委員会の構成は16名で(市民、NPO、事業者、研究者、行政等)と市民会議34名、ステークホルダー(流通事業者と消費者)24名、 計74名からなっています。公募する時には、この会議への参加の希望と面接を行い決めたということでしたが、このような取り組み方は和歌山市にも大いに参考になるのではないかと思いました。