9月議会 ボ-トピア問題で市長に質す
2008年 09月 12日
9月議会の初日、本会議での一般質問を行いました。内容は、①本町地区へのボ-トピア設置への住民の設置反対運動、②貴志地区の調整池亀裂問題、③廃棄物への取り組み、とりわけ事業所系ごみのリサイクルへの取り組み問題を質しました。
本町地区のボ-トピア設置問題では、和歌山市が設置の条件緩和を図り、推進しようとしていることに対して、市長の姿勢を質しました。
国会で示された自治会などの同意に関して、市長に対して、「地元の同意・不同意の手続き、地元の民意を反映するという意味で、どういうプロセスで合意がされたか、は非常に大切」とした国の基準をどう認識をするか、と質しました。市長は国の基準と同じである、との答弁をしました。
また「地元同意の考え方については国の基準に準ずる。しかし周辺市民生活に重要な影響を及ぼすことがあってはならない」と答弁をしました。
この2点の答弁は、1単位自治会の決議がボ-トピア設置に関して同意、不同意の決議がされたとしても、「どういうプロセスで採択されたか」が問われることとなります。「地元同意」に関しても市長が定めた「見直し」(昨年9月に決定)をさらに拡大具体化した答弁をしました。
また、市にたいしては「同意願い」は提出されていないが、事業計画が明らかになった地点で、①来場者数、②駐車場の位置、③青少年の非行防止対策、④廃棄物処理対策などさまざまな点について周辺市民生活に重大な影響があるかどうかを総合的に判断をして、結論を出していく、との答弁をしました。
「ギャンブル施設はいらない」この声を今後とも市民のみなさんと一緒になって頑張っていきたい。(写真はボ-トピア施設写真・事業者提供)