日本共産党和歌山市議団の活動[議会と市会議員の近況・・・


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12月議会報告

12月議会報告_a0041579_12244594.jpg 森下さち子です。
 12月も半ばを過ぎました。そろそろ、気ぜわしい時期に突入しますね。私は12月議会が終了してから家のことに取り掛かるので、何かとご近所に遅れをとり、いつまでも掃除をやっています(笑)
 さて、12月議会の一般質問では先週報告した学童保育とともに旧同和対策についても取り上げました。その中の大きな問題は「住宅新築・宅地取得・住宅改修」の3資金貸付金の回収に関わる回収組合(和歌山市を含む8市町が参加)の設立についてです。
 自立を促進することを目的とした事業として昭和40年~50年代に始まり1997年(平成9年)に貸付け事業そのものは終了しています。ところがこの貸付金の回収が進んでいません。これまでの国や県に対する返還に一般財源つまり市民の税金を充ててきたという経過もあります。借りたものについては返すという原則に基づき、その回収には市が責任を持つべきであると決算委員会や常任委員会で繰り返し議論してきました。今回の回収組合の設立によって、最終的に回収不能となった場合、不能欠損処理を行い、市がこれまで負担してきた市民の税金は全額は戻らないということが明らかとなりました。
 貸付けの際の審査のあり方、これまでの回収への取り組みなど事業そのものへの市の責任を回避するような今回の組合の設立は認められないのではないでしょうか。
by jcpsigidan | 2008-12-19 12:28 | 森下 さちこ