日本共産党和歌山市議団の活動[議会と市会議員の近況・・・


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地震に関する市民特別講演会に参加しました

地震に関する市民特別講演会に参加しました_a0041579_1771461.jpg  南畑幸代です。
 2月1日、午後1時から和歌山県・市および社団法人地盤工学会関西支部主催の市民特別講演会「和歌山県紀北地域の過去未来の地震と地盤災害~活断層地震と南海・東南海地震が襲ったら~」に森下さちこ議員と一緒に参加しました。
 沖村孝先生(神戸大学名誉教授・(財)建設工学研究所常務理事)が、地震に伴う地盤災害について講演されました。液状化の対策や地震による宅地災害の話の中で宅地造成等規正法や宅地耐震推進事業、大規模盛土造成地滑崩落帽子事業などについて図や写真を使いながら説明していただきました。建物の耐震を問題視するだけでなく家屋等が建設された造成地域が崩壊により住宅流出等の被害が中越地震等でもでており、それらの造成地(3000平方メートル以上、10戸以上の家屋を条件とする)に対し滑動崩落防止工事が行われる場合、工事に要する費用の一部を補助する制度もあるとのことでした。
 私が住んでいる和歌山市の紀ノ川北岸は、活断層・中央構造線にあたり、しかも地盤が弱いところです。今回の講演は、初めて聞く内容でとても勉強になりました。
 昨年4月22日、日本共産党衆院議員高橋千鶴子氏が衆院災害対策特別特別委員会でこのような問題を取りあげています。政府の担当局長は、「これからの宅地造成は耐震化の必要な土地を避けて別のところに住宅地を考える対策も考えなければならない時期にきている」とこたえています。必ずおきるといわれている地震への備えを個人は勿論ですが国や自治体は早急に整備を進めなければと強く思いました。
by jcpsigidan | 2009-02-06 08:57 | 南畑 さちよ