日本共産党和歌山市議団の活動[議会と市会議員の近況・・・


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視力障害の方が生ごみを堆肥化!

視力障害の方が生ごみを堆肥化!_a0041579_1635165.jpg 視力障害の方で生ごみを堆肥にし、畑を作っている人がいます。知り合いの方からその話を聞き、是非実際の様子を見せてもらいたいと思っていましたが、やっと実現しました。紀三井寺に住む、豆塚さんです。5月25日(月)、ご自宅を訪問、先ずは堆肥化をしているプラスティックの衣装ケースを置いている納屋へ直行(写真)。そこは天井も高く、雨など降り込まずドアもあるので猫なども入りません。堆肥化している容器がプラスティックの衣装ケースだというのもびっくりしました。ダンボールやコンポストなどは、よく聞くのですが予想外でした。豆塚さんは、50代。針灸の仕事をしながらの一人暮らしです。昨年5月頃、ごみ袋の有料化が提案されていると聞き、この負担を削るためにと始めたそうです。幸い生ごみの堆肥化に取り組んでいる友人がいたので、その人にいろいろとアドバイスや協力をしてもらい成功することが出来たということでした。
 容器のそばには、ぬかと腐葉土が置いてあります。土が湿ってくれば、ぬかなどを足していきます。醗酵するとあたたかくなってきて、しじみや鳥の骨なども形が無くなってしまうことなど話してくれました。一ヶ月前からその土を使って畑を始めました。見せて頂くと可愛い人参の芽がびっしり生えていました。他にも植えた覚えがないのにジャガイモやトマトなどの苗が大きく育ってきています。私も以前コンポストで生ごみの堆肥化を試みましたが、虫の発生などで挫折してしまいました。しかし、彼女の話を聞かせて頂き再度やってみようと思っています。視力障害の方が生ごみを堆肥化!_a0041579_16345139.jpg成功の秘訣は豆塚さんの意欲と彼女を支えるアドバイザーの方の存在や畑作りをしている友人の方々など、人の繫がりだと改めて思いました。
 行政としても市民の皆さんの意欲をしっかりと支える施策の充実や、堆肥化アドバイザーの養成や体験交流会など早急に求められていると強く思いました。
by jcpsigidan | 2009-05-27 19:01 | 南畑 さちよ