生産緑地制度って、何
2009年 06月 16日
先週土曜日、本脇地区の知り合いから「田畑の隅にある『生産緑地指定』って?」との質問を受けました。和歌山市内の市街化区域指定された地区の田畑に「生産緑地指定 和歌山市」のステンレス製のポ-ルが立っています。和歌山市が農地と農家の保全のための制度を3年前に導入した制度です。
公道に接している事、一定の面積を条件としていますが、継続して農業を営むこととし、固定資産税の減額処置もされる制度です。
毎年、5月末までに申請し、年末の「都市計画審議会」でその可否が決定されています。
今年は、29人の申請がされ、田畑は131筆、39地区から申請がされています。制度が導入され3年が経過します。この間401筆、44.5haが認定されています。
年度によって申請地区が偏っていますが、今年は貴志地区、西脇地区が20件を超える申請がされています。適用可否の判断は審議会に委ねられますが、和歌山市内の農地、農家を守るため、更に生産緑地適用の緩和をはかるため、力を尽くしたいと思います。
(写真は生産緑地指定された畑で栽培されている小麦)